用意したもの
クッションフロア
クッションフロア用両面テープ
パテ
カッター
はさみ
アルミ定規(長いほうが良い)
コーキングガン
シリコンコーク(防かび)
ティッシュペーパー
まずは現在貼られているクッションフロアを剥がします。1階、2階とも交換したのですが2階に関しては27年間一度も交換しておらず、おまけにコンタクトセメント(恐らく…)で接着してあったので剥がすのに苦労しました。剥がす際に床面のパテがところどころ剥がれてしまったので木工パテで埋めました。ちなみに剥がすのが面倒であれば床をきれいにしてその上から貼るのもありだと思います。私は嫌ですが。
次に便器周りのシリコンコークを切り取っていきます。取れない部分は諦めます。
ちなみにスカーティング(巾木)も交換するのであればかなり楽にきれいに貼れます。でないと型通りに切り抜かないとスカーティングとの間にギャップが生じてしまいます。クッションフロアは約4mmの厚みがありサイズが1mm長いだけでもクッションフロアがうねったりしてしまいます。
クッションフロアを剥がしてパテ埋めを終えた段階です。
次に型紙を作ります。剥がしたクッションフロアをそのまま利用してもいいのですが、所々破れていたりするとオススメできません。最初に2階のトイレをこの方法でやったのですが、破れているのできれいに外枠が取れず、苦労しました。型紙も予算に余裕があれば画用紙をオススメします。新聞紙でも問題ありませんがペラペラで不便です。ドアのフレーム部分もキレイに型取りします。
画用紙で型取りしました。裏表逆にならないように注意してクッションマットの上に置き、テープで固定します。
型枠に沿ってシャープなカッターナイフで切っていきます。外枠はアルミ定規に当てて切っていくとキレイに切れます。ただし、短すぎるとジグザグになってしまうので最低でも1mはあったほうが良いです。カット中は下にダンボールを敷くなりして地面を傷つけないように注意して下さい。
トイレの便器周りのカットですが、後ろから便器の位置まで真っ直ぐ切れ目を入れます。じゃないと後でクッションフロアが敷けませんので。そして便器の形に沿って切っていきます。後でコーキングで便器周りを防水しますので多少便器より短くても大丈夫ですができればギリギリちょっと長くして便器の下の小さな隙間まで埋めるのが理想です。別にする必要もありませんが。
カットが終われば一度敷いてみます。全体がピッタリキレイにはまればまたクッションフロアを外します。
次はクッションフロア用の両面テープを床に貼っていきます。必要と思われる所にキレイに貼っていきます。私が購入した両面テープは次回床剤を剥がす際にキレイに簡単に剥がれるというものでした。信じています…。
両面テープをセットしたらクッションフロアをセットして後ろ半分の両面テープのプロテクターを全て剥がします。中央から奥に向けてしわが寄らないように注意しながら貼っていきます。2人でやる方が効率がいいと思います。後ろ半分が終われば前半分を同じようにして貼っていきます。
ドアまわりのジョイントもキレイにおさまりました。
最後にシリコンコークを便器周りに一周して防水します。便器を通すために切込みを入れたラインにもシリコンを薄く敷き、ティッシュペーパーで切れ目に流し込む感じで拭き取っていきます。
ちなみにクッションフロア用の継ぎ目隠し剤なるものも売っています。効果はシリコンよりはあるのかもしれませんが、私の場合はシリコンでも切れ目が全くと言っていいほど見えませんでした。
後はシリコンが乾くのを待って張替え完了です。
重要なのはキレイな型枠を作ることと、その型枠通りにカットすることです。それが出来ればキレイな仕上がりになります。




