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ローマンシェードカーテンの修理(ストッパーで止まらない)

家で使用しているTOSO(トーソー)のパディナ、シングルタイプローマンシェードカーテンが止まらない不具合が出てしまったので修理しました。

まずは何が原因なのか分からなかったので取り敢えずカーテンレールごと外すことに。


ブラケットに白色のプラスチックの部分があるので左右同時に奥に押し込みながらレールを斜め下手前に回す感じで取り外します。

特に紐が切れた様子ではなかったのでストッパーの構造を確認してみると、どうやら歯車が正常に作動せず、ストッパー部分に上手く噛んでいないのが原因でした。そこでストッパーを分解してみると恐らくバネの役割をしていたであろうプラスチックの部分に折れた形跡がありました。どうやらこれが原因でストリッパーとしての役割を果たしていなかったようです。

黒いビニールテープを貼ったので見やすいと思いますが、ビニールテープの右側に注目してみてください。どうも欠けた様な形になっていますよね。恐らくこれが原因です。

トーソーのオンラインショップでこの歯車部分のパーツを探してみましたがどうやら出回っているのはストッパーとしての部品一式らしくオンラインショップでは700円+税+送料540円でした。
こちらがトーソーのオンラインショップになります。詳しいことはこちらでも分かるかもしれません。
TOSOパーツオンラインショップ http://www.toso.co.jp/parts_shop/rs_top.html

やはり正規ルートだとちょっと高いですよね。ということでTOSOの商品を扱っているホームセンターに行ってきてみました。TOSOのパーツもいくつか置いてあるのは置いてあったのですがこのパーツは置いていませんでしたのでサービスカウンターで問い合わせしました。問い合わせの結果、卸業者かメーカーか分かりませんが単品で出荷でき販売価格も550円でしたので発注を願いしました。入荷時期に関しては送料負担したくなかったので他の発注品が入荷する時に一緒に載せてもらうということで未定でした。

ここは私が昔ホームセンターで働いていたからよく分かるのですが卸業者にしろメーカーにしろ取引がある会社の商品は卸価格というものが存在し、それに各店の利益率と必要な場合は送料が加算されます。今回は急いでいなかったので店舗で通常配達される便に混載してもらうことで送料が無料になりました。結果正規ルートで購入すると1296円になるものが550円になりました。急ぎの場合はもちろんメーカーに直発注の方が良いですが、急いでない場合は小売店に問い合わせてみるのもいいかと思います。ただし、取り扱いの無い商品だと最小発注単位が10個からだったり、送料もかかるのでメーカー価格より高くなる場合もあります。その場合はキャンセルしてメーカーから購入するか他のお店を探してみてください。

そんなこんなで発注してから1週間ぐらいでタイミングよく混載されて商品が入荷したと電話を受けたのでパーツを受け取ってきました。

こちらは古いタイプです。 

こちらが新品。折れたバネの部分や他にも数か所、金属製に変わっており補強されていました。後で調べて分かったのですがストッパーの故障が多発していたみたいで改良が加えられていました。

故障したストッパーを外します。ネジ一本で留められてるので軽く回すと左にスライドして取り外せます。壊れているのでネジを完全に外してしまっても構いませんが新品を取り付ける際はネジが取れるほど回さない方が良いです。四角ナットで挟んでいるだけなので一度完全に外してしまうと再度ネジを締めるのに苦労します。何故私が知っているかというと勿論経験者だから…。特に難しくはないんですが非常に面倒で神経を使います。

そして紐を纏めているキャップを反時計回りに回して外し、糸をほどいてストッパーごと外します。

 次に針金かクリップを使います。私はクリップを使いました。

クリップをまっすぐに伸ばし歯車と歯車の間に通します。そして紐を平らに4本並べてクリップを曲げてペンチで挟み固定します。

反対側からクリップを引き込み紐を全て通します。

 次に金属のローラーが見えるのでこのローラーの上を這わせながら下の穴に引き込みます。

紐を全通させてストッパーの上下を反転させてみました。ちなみにネジがある所に四角いプレートが見えると思いますがこれは向きがあります。向きがおかしいと綺麗にハマらないので注意します。

ストッパーを外した時の要領でストッパーを取り付け、紐を元の状態に戻します。

レールを元の位置に取り付けて修理完了です。好みの高さでストッパーが止まるようになりました。