以前から今のシェアハウスの椅子が粗悪品で座り心地が悪く、また机も12mm厚の強度が無い粗悪品を使っており、トップが曲がっていました。この際、土足を止めて絨毯を敷いて寝転べるように模様替えしようと思い、ならパソコン用のローテーブルが必要だなと思い特別サイズを作ることにしました。
何かと道具は揃っているのですがどうしてもあったほうが便利なので丸のことパームサンダー、そしてパームサンダー用#180のシートと1800mmのクランプを2個購入しました。クランプは900mmあれば十分だったんですが1800mmだけ通常$64→$30と大幅値下げしていたので大は小を兼ねますし買ってしまいました。作業スペースがあまりない自宅での作業や小さなものには不向きなんですがね…。
木材はホームセンターの木材売り場でサイズをだいたい確認し、自宅で欲しい机のサイズと木材の大きさを計算し出来上がり寸法を決めてから購入しました。
机のサイズは800×420×400mmです。高さはこたつなどの平均的な高さが400mmだということで決定しました。トップの大きさはパソコンが置けて自分の腕も少し載せれてなおかつマウスを動かせるスペースと携帯や小物が置けるスペースを計算して出しました。ちなみに私のパソコンサイズは約400×300mmです。Bunnnings(ホームセンター)に2430×140×19の木材があったのでこれをトップにすることにしました。
購入した木材はこちらです。
パイン 2430×140×19(トップ用)
パイン 1800×42×42(レッグ用)
パイン 1200×42×19(ビーム用)
新たに購入した工具と木材です。
ラフタースクエアを木材に当て、クランプで留めて丸鋸のガイドとして使います。
切断後は好きな木目の組み合わせを見つけ後はボンドで接着
クランプで留めて一日置きます。
クランプの鉄とボンドが化学反応を起こし、こういったマークが出来てしまいます。ブリスベンの建具屋でも同じ問題を抱えていますが未だ解決策は見つからず、毎度サンドペーパーで削っていました。今回は売り物では無いので裏面はざっとペーパーがけした程度で完全には消していません。塗装も濃い目にするので全く気になりませんし。ですのでクランプで留める際は表面が金属に触れない様にしてください。
写真だと分かりにくいのですが凹みが何ヶ所かあったので先に直しておきます。
必要な物はアイロンと水。焦げるのが心配ならばあて布も。凹みも浅かったので私は水を垂らして30秒ぐらい湿らせ、アイロンで木材を乾かしました。あっという間に凹みが消えました。
両端を丸のこで切りそろえました。接着後、真っ直ぐに切り揃えるため、木材をくっつける際は少し長めの寸法にしてあります。そして木材が少し沿っていたので0.1~1mmぐらいの段差ができていました。これもサンディングでキレイに均します。製材も自分でやれれば曲がりなしの状態の木材が手に入るんですが…そんな機械をDIYごときで買えるわけもないのでしょうがないですね。
トリマーとコマ付きルータービットで6mmディープに設定しました。
縁にそってトリムしていきます。強く押し当てたつもりは無いんですがサイドにコマの痕がついてしまいましたのでサンディングして消します。
これでひとまずテーブルトップの完成です。