さて、先週は年に数回しか行われないコースがTAFEで開講されており、私のJoineryコースではそのユニットを履修する必要があったので参加していました。平日5日間7:30〜16:00と普段より1時間も長い日が普段より2日も多く非常にタフな一週間でした。しかもバイト先の面接も水曜に決まり、こちらの都合で水曜の朝6時から行っていただきました。少し遠いので朝4:30起きという結果、水曜日は本当にきつかったです。が、その結果無事に土日働ける場所が確保できたので生活費はどうにか稼ぐ事ができそうです。
さて、その特別なコーストはUse Static Machineというユニットでリップソー、パネルソー、バンドソー、スィックネサー、クロスカットソー、サーフェイスプレイナー、ボビンサンダー、ベルトサンダー、ディスクサンダーといった、卓上の機械を使い、ある程度の大きさに製材された木材を精確な寸法に加工していく事と、機械の使い方、刃の替え方、安全についてを学びました。特に、ある程度の誤差や木の反りがある製材を精確なサイズに加工していく事と、ニューギニア ローズウッド(ハードウッド)という木材を使う事が出来たのは今回大きな収穫でした。また、サーフェイスプレイナーで木材を精確に直角にしたり、フラット面に仕上げるコツも掴む事ができました。1mmのミスがジョイント部の大きなギャップになってしまうので、集中して神経を使います。そんな有意義なコースだったのですが、普段一緒に授業を受けているインターナショナル生は全員Carpentryコースなので、今回このコースに参加したのは私一人。そして授業には実際に見習い工として働き始めて2年目になるオージーばっかり。そりゃもちろん、そっちがこのコースのメインなので私は放り込まれた訳なのですが、全員若いオージー11人の中に突っ込まれるとやっぱり馴染みにくいんですよね。せめて若くなければ助かったんですが。まぁ、そんなこんなで授業もオージーペース。毎朝2時間、座学をやって実技なのですが座学が追いつかず、きつかった水曜日に家に持ち帰って気力で追いつかせました。その回あって無事にそのコースを終えたわけですが、本当にきつかった。
そして土日は新しく始った仕事へ。6:00〜15:00で少し遠目なので結構早寝しないといけないんですが、フラットメイトがリビングでわいわい喋っており、うるさくてなかなか寝付けません。しかし、21時ぐらいとかなので文句も言えず…。
今週の月曜は実習先の面談を行いペーパーワークを済ませ翌日から通わせていただくことに。月曜〜木曜の週4日ということで休みが毎週金曜日になりました。休みがあると助かります。どっちも体力仕事なんで。実習も授業の一環としてコースに含まれているので週3日以上実習先に行っておれば学校の出席率には影響しないそうです。この実習先も朝早く、6:30〜15:00なので依然、早起きしないといけないのですがとにかく近いので助かります。
そんなこんなで始った実習では窓やドアのサンディングと、木製窓のストッパーのカットと取り付け、ガラスを入れて化粧をするリビットというパーツのカットとはめ込み、プライマーコートされた木製ドアとフレームのサンディング等。とくにプライマーのサンディングは機械を使えないので手の皮膚がすり減ってすり減って。皮膚が薄くなって神経が近くなったのか、熱や痛み等が異様に感じやすいです。ので、ハンドクリームとやらを使いだしました。効果は不明。
とにかく色々経験できているので技術や製法を盗んでいきたいと思っています。