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第二種電気工事士 実技試験編

前回電気工事士試験の筆記試験編を書いてからだいぶ経ちましたが、私が実技試験に向けて勉強した時のことを書こうと思います。実技試験は筆記試験が終わってから約50日ちょっと後に行われています。私は筆記試験の問題用紙に自分がマークした解答を書き込んで持ち帰り、発表された模範解答を目安に合格を確信したのですぐに実技用の本と工具、練習用キットをオンラインで注文しました。

さて実技試験の内容ですが、あらかじめ13通りの問題が公表されており、その中から1つが当日の実技試験問題として出題されます。ですので準備さえしっかり行っていれば筆記試験よりも遥かに簡単です。後は本試験で落ち着いて正確に時間内に終わらせることが必要です。

さて、私は注文した本からまずは読み始めました。試験の内容や、減点ポイント、重大な欠陥で即不合格になるなどいろいろなポイントを抑えることができました。実技を始める前に記号、配線の仕組み、各端子への接続方法の決まりなどを実際の13パターンの問題全て読み終えてから、実際に実技問題を行いました。実技問題は時計で自分が何分ぐらいかかるのかを計りながら行うとスピードアップに繋がります。また、初めは慣れないので時間内に出来ないかもしれませんが、13問全て終えた時にはかなりスピードが上がっていると思うので、また最初からやってみて下さい。リングスリーブと電気ケーブル以外は何度も使い回しができます。

私は当時仕事が忙しくて休みがなかなか取れず、各問題1回ずつしかやることができませんでしたが、休憩時間中等に実技の本を見て、抑えておくポイントを間違えない様に覚え、配線図からどうやって作業するのか日々イメージトレーニングをしていましてた。残念ながら現在は殆ど忘れてしまい、工事をする際にはいちいちそのテキストを見直す必要があるのですが、それを職としていない限り忘れるのは致し方ないことだと言い訳します(笑)DIYにとって必要なのはライセンスと安全な施行であってスピードではありませんから。

そんなこんなで当日を迎えた訳ですが、日々のイメージトレーニングの賜物か、15分前には終わり、後はチェックをするのみでした。おかしな所も見つからずそのまま試験終了。後日合格が発表されました。間違ってないって分かってても、何が原因で落ちるかも分からないですし、やっぱり合格した時は嬉しいですね。以上、私の拙い経験談でした。


私が実際に使用したのが上記、オーム社の実技用テキストとイーデンキさんが技能試験用に工具一式とケーブル及び器具一式セットです。このケーブルの量は13個の問題それぞれ2回分となっているので1回しか練習しない人には多めです。ただ、これらのケーブル、器具は実際に使われている物で、資格取得後、実際に配線を行う際には必要になってくるので決して無駄ではないかと思います。事実、私も使用しました。ちなみに器具は一回分なのでその都度、再利用する必要があります。
この実技キット、何がいいかと言いますとホーザンのVVF線ストリッパーP-957がセットで付いてくることです。正直これがあれば電工ナイフは必要ないのですが、これを使う事で作業時間の大幅短縮を行うことができます。詳しくは下記のリンクサイトを見てみて下さい。私の時はVA線ストリッパーP-956で、VVF線2.0×3芯の外皮を剥く際にはちょっとしたコツが必要だったんですが、これなら一回で奇麗に剥けますね。
ホーザン VVF線ストリッパーP-957