さて実技試験の内容ですが、あらかじめ13通りの問題が公表されており、その中から1つが当日の実技試験問題として出題されます。ですので準備さえしっかり行っていれば筆記試験よりも遥かに簡単です。後は本試験で落ち着いて正確に時間内に終わらせることが必要です。
さて、私は注文した本からまずは読み始めました。試験の内容や、減点ポイント、重大な欠陥で即不合格になるなどいろいろなポイントを抑えることができました。実技を始める前に記号、配線の仕組み、各端子への接続方法の決まりなどを実際の13パターンの問題全て読み終えてから、実際に実技問題を行いました。実技問題は時計で自分が何分ぐらいかかるのかを計りながら行うとスピードアップに繋がります。また、初めは慣れないので時間内に出来ないかもしれませんが、13問全て終えた時にはかなりスピードが上がっていると思うので、また最初からやってみて下さい。リングスリーブと電気ケーブル以外は何度も使い回しができます。
私は当時仕事が忙しくて休みがなかなか取れず、各問題1回ずつしかやることができませんでしたが、休憩時間中等に実技の本を見て、抑えておくポイントを間違えない様に覚え、配線図からどうやって作業するのか日々イメージトレーニングをしていましてた。残念ながら現在は殆ど忘れてしまい、工事をする際にはいちいちそのテキストを見直す必要があるのですが、それを職としていない限り忘れるのは致し方ないことだと言い訳します(笑)DIYにとって必要なのはライセンスと安全な施行であってスピードではありませんから。
そんなこんなで当日を迎えた訳ですが、日々のイメージトレーニングの賜物か、15分前には終わり、後はチェックをするのみでした。おかしな所も見つからずそのまま試験終了。後日合格が発表されました。間違ってないって分かってても、何が原因で落ちるかも分からないですし、やっぱり合格した時は嬉しいですね。以上、私の拙い経験談でした。