理論では英語力で少し遅れ気味なのですが(オージーで私より遅い人もいます。数字が苦手みたいです。)実技では割と早い方。ただめちゃくちゃ完璧に出来ているかと言われると所々妥協点も見えますが。今日も鉋がけで、脚の切断のズレをごまかしました。ごまかす事には長けているのですが、建具を作るとなるとごまかせるレベルがかなりアップして殆どごまかせなくなってしまいます。ので、もっと性格な技術を身につけないとなぁ。実際の現場は機械化により誰でもキレイに作れるようになりましたが。
あ、ちなみに前回『作業台』と日本語が分からなかったので言っていたのですが、ソーホース(Saw Horse)というそうです。英語でもそう言う人もいるみたいです。学校の先生はSaw Stoolと言います。私もそう言います。ホームセンターにもソーストゥール用の金具が売ってあって、それに木材を切ってはめ込んで、スクリュー入れたら完成できるんですが、やっぱり相欠けで作ると気持ち見栄えがいいですね。作る為に色々な技術も身に付きますし。
今回のソーストゥールは何と言ってもtanθ=1/4で脚を斜めに開いた所が難しかったです。計算は出来ないんですが、線を引いて三角形を作り、必要な角度を手に入れてBevel(角度定規)に移すことは出来ます。ただそれで立体的に線を引き、立体的に切り落とすのが非常に難しい。しかも脚を前後に開くだけでなく、左右にも開くという課題。数年後には簡単だったんだと言える様に成長出来てると嬉しいですね。
朝一で作ったフレームです。4ヶ所、計8つの釘をハンマーで斜めに打ち込んでいくだけの単純な作業なのですが、慣れてない人には難しいようで、一番早く出来た人と、最後までかかった人の差は約30分。といっても一番早く出来た人はフィリピンからきた元家具職人さんなんでプロなんですけどね(笑)
ブラケットを脚の内側と外側に取り付け、脚を地面に水平に着く様にカットを行う時の写真です。安定はしているのですが何故か全て脚の外側がキレイに浮いていました(笑)墨出しを間違ったようですね。おかしいな…笑。
完成品です。家に持ち帰りました。これで家でも課題が出来る(笑)鉋がけも、尖ってる所だけ+αで行い先生からGoodの評価をもらいました。
本当はもう一個あればなぁ。他の生徒が作った物がたくさん余っているので持って帰ってもいいそうなんですが、家の置くスペースが…。物置部屋がフラットメイト達があちこちにバラバラに物を置くのでいっぱいで置けないんですよ。