約3年前に私が初めてオーストラリアに留学した時、多分多くの方がされるであろうホームステイを、私も学校を申し込んだ際に利用させて頂いた留学エージェントさんを通して手配して頂きました。たった2週間だけだったのですが、ホームステイ先には色々とお世話になり英語が拙かった私の言葉を真剣に聞いて理解してもらい非常に助かりました。
ただしこのホームステイ、友達の話を聞いているとエージェントの方もおっしゃってた通り、本当に滞在する家庭により様々なルールがあり、環境も違い、相性もあるみたいです。私が知る限りたった一人だけ、もの凄く楽しそうに自由に半年間ホームステイをしていた人がいます。難点はバスでシドニーCBDから離れていただけで、家庭環境は最高だったと聞いています。門限もなく、小さな子供達2人も人懐っこく、かなり自由にできていたみたいです。かと思えば、4週間申し込んでいたにも関わらず、不便なロケーション、受け入れ先もビジネスとして受け入れていて、同じような留学環境の人が家に何人も。その為、ステイ先の家族とはあまり話さないということもよくあるみたいで、この人は2週間でお金だけ支払って出て行く形をとりました。また、オーストラリアは本当に多国籍な国で、純粋なネイティブの受け入れ先に行けるとは限りません。流暢に喋れる方もいれば発音がその人の言語に近く、何を言っているのかさっぱりわからない方もいます。
ホームステイをする際には上記も考慮に入れた上で期間の設定をした方がいいかもしれません。私の場合は金銭面のこともあり、もともと2週間としていたので退去日の10日前から部屋探しをして出て行ったのですが…。
さて、当時は英語も全然分からなくて、語学学校のレベル分けテストでは最低のビギナーからスタートしました。なので、英語のサイトを使って部屋を探すと言うのには抵抗を感じていました。そこで利用したのが日本人でオーストラリア留学を利用されている殆どの方がご存知であろう、ポータルサイトJAMSと日豪プレスにある掲示板を利用して、条件の合う部屋を何件かさがしそこにかかれてある番号に電話またはSMSをしてインスペクション(下見)の約束をしました。その後3件、実際に訪問させて頂いて、詳細な条件や部屋、キッチン、バスの状態やオーナー、同居人の雰囲気、立地などを確認しました。その中で1件、英語環境に身を置いてみたいということで、JAMSに英語で書かれていた物件に挑戦していたのですが、実際に会うと韓国人オーナーと韓国人のシェアメイトばかりの物件でビックリしました。ただ、運良くオーナーの奥さんが日本語を少しだけ喋れたので細かい条件などは日本語で聞くことができましたし、全員英語を上手く喋っており英語環境という条件と学校から徒歩圏内という条件がマッチし、安くキレイな部屋だったこともあり、そこで残りの半年間をずっと過ごすことになりました。
ちなみに、インスペクションの段階で入居を決めた場合は先に手付金としていくらか渡しておくのがこの国では常識として行われています。この手付金はオーナーによっては小額でいいと言ったりボンド(保証金)として先に入れてくれと言う方もいます。ボンドはレント(賃料)の2〜4倍が基本です。また、鍵の保証金を別で設定している所もあります。この保証金は、退去時に器物の破損や賃料の滞納等、何も問題がなければ全額返ってくるのが基本です。また、このボンドを何人からも受け取って逃亡する悪質な犯罪もあったりするので、オーナーの人柄というか信用できそうな人かどうかに注意する必要もあります。出来れば相手のパスポートや免許証の番号と名前を控えておいた方がいいけもしれません。
JAMS http://jams.tv/ (クラシファイドの住まいカテゴリー)
日豪プレス http://nichigopress.jp/ (住まいをさがすカテゴリー)
次回はワーホリで帰って来た際の部屋探しについて書きたいと思います。