この自動化ゲートが設置されている空港は現在、成田、羽田、中部、関西の4つの空港になります。場所は関空だと出入国それぞれの審査場の端っこに端末ゲートがあります。今回は帰国後に登録したのでまだ試したことはないのですが、次回オーストラリアに出国する際に利用してみようと思います。ちなみに私のように観光ビザ以外で何度も日本の出入国を繰り返し、また、海外での居住を考えている場合は、出入国日が記載されたスタンプがあった方がなにかと証明する際に便利ですよね。関空ではゲート通過後すぐに係員が近くにいるそうなのでスタンプを押してもらって下さいと登録時に担当の方から言われました。Wikipediaによりますと成田空港の自動化ゲートには有人レーン型(外国籍向け)と無人ボックス型(日本人用)があるそうですが、スタンプが必要な方は有人レーンを通るという記載がありました。
写真は登録時にもらった自動化ゲートの案内です。
申し込み用紙は受付カウンター前に置いてあったのでそれを記入してパスポートと一緒に提出しました。そして担当の方の指示通りに両手人差し指を指紋読取器に押し付けて登録完了です。説明込みで5分ぐらいで終わりました。まぁ、誰もいなかって空いてたからですが。
この登録が終わるとパスポートのスタンプを押す最後のページ、50の所に以下の写真のようなスタンプを押されます。これが登録した証明になり、他国の入国審査の際に出国用のスタンプがないと言われたらこれを見せると良いそうです。ちなみにこれにはぼかしてある部分に有効期限のスタンプが押されています。この有効期限はパスポートの有効期限の前日までに設定されるそうです。パスポート期限ギリギリで帰国される方は自動化ゲートを利用できないみたいですね。期限が切れたら新しいパスポートを持って再度登録する必要があるそうです。
ちなみにこの自動化ゲートと従来の出入国管理官対応レーンの早さ、どちらが早いと思いますか?登録を担当していた方がおっしゃってたんですが、管理官の方が早く終わるそうです。ただし、自動化ゲートは利用者が少ないので、結果的には10人、20人と並ばなくて良いので早くはなるみたいです。なのでどっちも人がいない場合は管理官のレーンに行った方が良いかもしれません。
下記リンクの法務省のホームページには自動化ゲートの利用案内、申請書、登録抹消申出書のPDFファイルや登録場所、問い合わせ電話番号等が記載されています。興味のある方は一度目を通してみて下さい。
法務省 自動化ゲート http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri01_00111.html
Wikipedia J-BIS http://ja.wikipedia.org/wiki/J-BIS