健康診断はオーストラリア移民局が指定している病院、指定されている先生とレントゲン技師の受診を受けなければいけないのですが、現在、2013.12.21時点でオーストラリア移民局が指定している病院は北海道、大阪府、兵庫県、福岡県に各1ヶ所、東京都に2ヶ所となっています。詳細や先生の名前は下記リンク参照。なんか数が減っている様な気がしなくもないんですが。
http://www.immi.gov.au/Help/Locations/Pages/Japan.aspx
ちなみにImmigration Panel Physiciansが移民局が指定している先生、レントゲン技師の方々のことです。私は神戸海星病院で受診しました。
http://www.kobe-kaisei.org/kanjya/kaigai
3年前もこちらで検査しています。病院予約は基本的にビザ申請後にお願いしますとどこかに書かれていましたので申請後、月曜の朝一で国際内科の海外渡航検診の予約をしたのですが、早くて11日後と言われました。結構混んでいるみたいです。私の場合はオーストラリアから出なくちゃ申請できなかったので1ヶ月半という期間しかなかったのですが、学生ビザは確かコーススタート日の3ヶ月前あたりから申請可能だったと思いますので、早めに終わらせた方が良さそうです。予約の際にHAP IDを聞かれたのですが、どれのことか分からずにTRNでもいいということなのでTRNを申告しました。後で調べてみると、eMedicalという(詳細は後ほど)物を印刷した紙の右上のバーコードの下に記載されていました。
学生ビザの申請をオンラインでした時に申請後、eMedicalなる物を記入する画面に移行しました。一瞬頭が???となったんですが、どうやら新しい制度らしく、健康診断の書類もオンラインでしてしまおうということらしいです。とりあえず記入登録して、提出。そして印刷しておきました。こういった、書類はその都度印刷しておくことをオススメします。紙の方が保管しやすく探しやすいですから。以前はForm26と160に必要事項を記入して、写真を貼って持って行く仕組みだったんですが必要がなくなりました。ただ、念のため、記入して持って行くと、海星病院の受付でForm26の記入を求められました。先生のチェック項目用として独自に使われてるみたいです。新たに書くのも面倒なので持ち込んだForm26を渡しました。
申請から11日経った時に、パースの移民局から連絡があり、提出したビザの審査に入るということ、Health Assessment(健康診断)の書類が必要ということ、連絡があった日から28日以内になんらかの対応をしないと書類漏れのまま審査を行う=落ちるという、何故か納得がいかないメールでした。
幸い2日後には健康診断が入っており、健康診断後14日以内には検査結果が移民局まで報告されるとのことだったので、受診後、2週間経過しても音沙汰がなかったら連絡しようということで流しました。
検査当日、前回は9:30の予約で終わるのに4,5時間待たされたので今回も覚悟して本を持って行ったんですが、8:15、まだ殆ど病院は閑散としていてすぐに受付で対応を終え診察室前へ。先生が来られるまでの間に身長、体重、血圧を測り、尿検査へ。その後、先生の診察、問診、視診、触診、性格や渡航理由の正当性の確認。そして、X線と眼下と血液検査。全て終わるのに1時間少々。最後にその場で提出用の写真を撮られ、今はオンラインになったから10日前後で報告がいくだろうと言われ終了。証明写真、¥700も出したのに使わなかった…。そしてあれよあれよと、看護師さん曰く最短で終わったそうで…本当に70分ぐらいしか経っていなかったので。いつもはどんなに早くても眼下で混み合って結局遅くなるらしいのですが、そんなこともなくラッキーでした。
そして、14日の夜、ふとビザに関するメールが来ていて、何やろうと思いながら見てみると承認されました、と。は???まだ、受診終えて1日しか経ってないし、土曜のしかも日本人でさへ働いてないような夜遅くにメールがきました。早くて嬉しかったのは嬉しかったんですが、さすがにビックリしました。もしかして自動返信か?病院から送られるデータに問題がなかったら後は自動で承認するようなシステムなのか?と色々考えましたが結論は出ず。ま、結果良ければ全て良しということで(笑)
eMedicalになってから診察も報告も早くなり、こちら側の負担も減ったのでかなり助かります。ただし、オンラインでのビザ申請がeMedicalの条件みたいで、書類ベースで申請をしなければいけないときや、s457ビザ(たしか…)の方は元来の書類を提出する必要があるみたいです。申請段階か申請後に案内がくると思いますし、個人個人向こうの対応も変わってくると思うので、見落としがないように申請時や送られてきたメールには気をつけた方がいいかもしれません。今回は何も問題がなくスムーズに行き過ぎた事例ですのであんまり参考にならないかもです。